MSN産経ニュースによると、日本で子供と親を両方を家族に持つ世帯の実に
94%が貯蓄先として「銀行」を選んでいるそうです。他に「保険」「株式」等が選択肢にありますが、「銀行」が圧倒的です。
日本は、将来の生活を悲観的に見る向きが多く、
現在の生活水準を退職後に維持できないと考えている世帯が57%と、他のアジア各国と比べて相対的に高いようです。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
MSN産経ニュース:9割が銀行預金を選択 高齢の親、子との同居世代(2010.8.16 13:37)
高齢者の親と子供と生活をともにする世代の9割が貯蓄先として「銀行」を選んでいることが米資産運用会社、フィデリティ投信の調査で分かった。複数回答で、このほかに「保険」(21%)や「株式」(17%)も挙げられたが、「銀行」が断トツのトップだった。
アンケートは、子供と親の両方を家族に持つ21歳から70歳の男女を対象に、日本を含むアジア7カ国(各国100人・計700人)で行われた。
銀行を選ぶとしたのはアジア全体で79%だったが、日本では94%に達した。また、株式を挙げたのはアジア全体が29%だったのに対して、日本の17%は7カ国の中でも最も低く、“銀行好き”が際立つ格好となった。
日本人が投資よりも貯蓄を重視する背景には、将来の生活を悲観的に見る傾向が高いことがあるようだ。アンケートで現在の生活水準を退職後に「維持できないと思う」とした割合は、アジア全体が42%だったのに対し、日本は57%と高かった。